大切な人に贈る世界でたった一冊の絵本

『恐竜の国での冒険』

赤文字部分にお客様がお決めになられた文字が印刷されます(実際は黒文字印刷です)





はやとくん
きょうりゅうのくにをいく
あなたにおくる おはなしのほん




石川 隼人さま
これは あなたのために
とくべつに つくられた おはなしのほんです。

はやとくん これからも元気に大きくそだってね


20051121
はやとくんのことが大好きなママとパパ より


はやとくんは 5さい。
ふとんのなかで、ねがえりをうって ゆっくりと
めをあけました。でも、すぐに めをつぶりました。
「まさか! ユニコーンのはずがない!」
はやとくんは いま みたものが
しんじられなかったのです。
もういちど おそるおそる めをあけてみました。
そのどうぶつは やっぱりいました。
「おはよう、はやとくん
きょうは きみのねがいごとを きくために
ここに やってきたんだよ」
ユニコーンは ささやきました。
「……えーっと……そうだ!
きょうりゅうのこと、もっとしりたいんだけど……」
はやとくんは こたえました。





「そんなことなら、まかせといて!
これから、きょうりゅうのくにへ
つれていってあげるよ。よういは いい?
さぁ、しっかりつかまって!」
はやとくんをのせた ユニコーンは、
おおぞらに とびたちました。



はやとくんとユニコーンが
ついたのは、うつくしいみずうみの ほとりです。
とてもおおきなアパトサウルスが、
「やあ」と こえをかけてきました。
「ぼくのからだは、バスよりおおきいでしょ。
すきなたべものは、みどりの はっぱなんだ」
はやとくんが なまえをきくと
「ないんだ」
きょうりゅうは かなしそうに こたえました。
「じゃ、なまえをつけてあげる。
ミスター・ビッグってどう?」



「ねえ、みて!
あのやま、ひをふいている!」
はやとくんは、
みずうみのむこうを ゆびさしました。
「ああ、あれは かざんだよ。
まわりをみてごらん。
きょうりゅうのくにには かざんや ぬまや
ジャングルが、あちこちにあるんだよ」
「ほんと、すごくあついね」
はやとくんが いいました。



そこへ、ステゴザウルスが あらわれました。
「みて! せなかのギザギザ!」
はやとくんは さけびました。
「あれは ほねのいたで できてるんだ。
ステゴザウルスは あのギザギザで
じぶんのみを まもったり、
あそこから たいようのねつをとりいれて
からだを あたたかくするのさ」
ユニコーンが おしえてくれました。



はやとくんと ユニコ-ンは、
うすぐらいジャングルへ はいっていきました。
かわったかたちのむしや、いろいろなきょうりゅうが
たくさんいました。
あるきまわっていると、とおくから
ビシャビシャと おおきなおとが きこえてきました。
「あんなに おおきなおとを たてているのは
だれだろう?」
はやとくん
つきとめたくなりました。


そんなに とおくないところで、
ティラノサウルスに であいました。
この きょうりゅうは はが おおきくて、
がんじょうなうしろあしで たっていました。
ふといしっぽが からだのささえに なっています。
「あんなに おおきなおとを たてていたのは、
きみだったの!
ちょっとうるさかったから、
ノイジィーっていうなまえを つけてあげる!」と、
はやとくんは いいました。
「いま こんなことをしているなんて、
みんな
しんじてもらえるかなぁ……」
はやとくんは おもいました。


きがつくと ユニコーンが ないてました。
「どうしたの?」
はやとくんが ききました。
「きょうりゅうたちには
なまえをつけてあげたのに、
ぼくには つけてくれないんだもん」
ユニコーンは しょんぼりしています。
「ごめん、ごめん。
そうだ エーリエルなんて どう?」
はやとくんが いうと
「いいね!」
ユニコーンが にっこりわらいました。



とつぜん、ねことおなじくらいの おおきさの
コンプソグナトゥスが
はやとくんたちの よこを
かけぬけながら さけびました。
「ぼくに ついてきて! いいもの みせてあげる」
「はやくはしれるから、
ライトニングって よんでもいいかい?」
と、はやとくんは いいながら
エーリエルと いっしょに すごいスピードで
ライトニングのあとを おっていきました。




やすみなく どんどん はしっていくと、
ごつごつしたいわが そそりたっていました。
ライトニングが がけのうえのすを
みせてくれました。
なかには プテロダクティルスのこどもが
3びき いました。
「だれの こども なのかなぁ?」
はやとくんは おもいました。




「わたしだよ」というこえが、そらから きこえて
プテロダクティルスが すがたを あらわしました。
はやとくん
そらをとべるトカゲが いるなんて
おもっても みませんでした。
「デッキーという なまえにきめた!」と、
はやとくんは おもいました。
デッキーが すに おりてきました。
エーリエルが デッキーと
なにか はなしを しています。



エーリエルが はやとくん
「そろそろ いえに かえるじかんだよ」と、
いいました。
はやとくん、エーリエル そして
デルーダクティルスは きょうりゅうのくにを
みおろしながら、うつくしいみずうみまで
まいもどってきました。
「なにが あるんだろう?」
きょうりゅうたちが テープやふうせんで きしべを
かざりつけています。
「なにが はじまるの?」
はやとくんが きいても、
エーリエルは こたえてくれません。



ちじょうに おりたつと、
ペンタケラトプスが あいさつに やってきました。
はやとくんが すばやく かぞえると、
ペンタケラトプスのあたまには つのが 5ほん。
「なまえは ペンティーだ!」
はやとくんは きめました。
「わたしと いっしょに きてください。
あなたを びっくりさせることが あるんです」
ペンティーは いいました。



きょうりゅうたちが おおきなケーキを
とりかこんで います。
「だれのケーキなの?」
はやとくん、きみのだよ!」
きょうりゅうたちが こえをそろえて いいました。
エーリエルと きょうりゅうたちは、
はやとくん
いえに かえるじかんに なったことを
しっていたのです。
だから みんなは はやとくん
じぶんたちの くにで すごした
きょうのことを おぼえていてほしくて
パーティーを することにしたのでした。




パーティーが おわると
ティラノサウルスのノイジーが いいました。
はやとくん ざんねんだけど
もうこうべしに かえるじかんだよ」
はやとくんは、まだかえりたくありません。
でも みんな
しんぱいするし、
みんなに きょうりゅうの くにでの ぼうけんを
はなしたくて たまりませんでした。


はやとくんを いえまで
おくってくれたエーリエルが、いいました。
「きみと いっしょで ぼくも たのしかったよ」
はやとくんの へやに
もらったケーキが ひとつと、
ともだちになったきょうりゅうたちの
サインのはいった カードが ありました。
「このケーキを
みんな
いっしょに たべて、
この ぼうけんの はなしを するね。
さよなら エーリエル。
ぼくの ねがいを きいてくれて
ほんとうに ありがとう」


はやとくん
ユニコーンにあったら おねがいしたいこと


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